宇宙を学べる大学の合同説明会 in 関西 2018 開催決定!

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お待たせしました。
今回は関西地区の情報です。

「宇宙を学べる大学2018 in 関西」が6月10日(日)に開催されます!

関西で開催される合同進学説明会は、ここしばらくは大阪市立科学館が会場です。

2018年も大阪市立科学館で開催されます。

 

 

宇宙を学べる大学はたくさんあります。

しかし、宇宙や天文と学部や学科に名前がついてるところは非常に少ないので、探しにくくなっています。

宇宙や天文は、物理や数学とともに発展してきました。

太陽系は安定かどうかを調べるため、昔から多くの科学者がチャレンジしてきました。

その過程で、三つ以上の天体が重力で引き合うときの運動(3体問題)は、解析的に解くことができない(※1)ことが分かりました。

※1 解析的に解くことができる例は、2次方程式:\( ax^2 + bx + c = 0, a \neq 0\) の解の公式です。\( a \neq 0\)以外の任意の定数で成り立つものです。

 

解析的に解くことができないとは、このように任意の数で成り立つ、解の公式のような形に持って行くことができないという意味です。

例えば天体の軌道を計算するときには、高校物理の最初のほうで学習する運動方程式をつかいます。

そしてこの運動方程式を解くために数学の力を借ります。

それ以外にも物理や数学の力をたくさん借りているのです。

 

また、一口に宇宙といっても、太陽系から銀河系、銀河団、そしてブラックホールや宇宙初期、ダークマターやダークエネルギーなどと多岐にわたります。

近年は地球の大気圏の外に望遠鏡を打ち上げたり、探査機を目的の星に飛ばしたりして、観測や実験、分析を行います。

さらにISSでもさまざまな実験が行われています。

このような宇宙空間にはさまざな危険がつきまとっていますが、その中で注意しなければならないものの1つが太陽フレアです。

小惑星イトカワに着陸したはやぶさも、大規模な太陽フレアに遭遇して太陽光パネルにダメージを受けたほか、プログラムの一部が消えてしまうなどのダメージがありました。

この太陽フレアによって、電磁波や高エネルギー粒子(いわゆる放射線)、プラズマが放出されます。

 

地上では、電波障害や通信障害を引き起こしますが、ISSのある宇宙空間(このあたりを地球地磁気圏といいます。)では放射線が飛び交うことになります。

大量に放射線を浴びると、生命は死に至りますので、これはなんとしても避けなければなりません。

そのための、地球近傍の宇宙の環境がどのようになっているかを調べる必要があります。
宇宙や天文というとつい遠くの星のイメージがでてきますが、地球のそばも宇宙であり、そこを対象にした研究もあるのです。

 

このように、宇宙や天文のことを学べる大学は、物理系の学科や理科を専攻する教育学部、そして工学部など多岐にわたっているのです。

大学で宇宙のことを学ぶことができますが、宇宙の研究対象は多岐にわたります。

 

 

とはいえ大学で宇宙の勉強ができるといっても、深く学ぶことができるのは、その大学に所属している先生の専門分野がメインになります。

すなわち、各大学ごとに宇宙の何を学べるかが違ってくるのです。

 

例えば、太陽系形成について学びたいと思っても、ブラックホールの研究をしている先生のいる大学に進学したら、太陽系形成については学ぶことができませんよね?

自分が宇宙の何を学びたいかによって、志望校が変わってくるのです。

そのためにはどの大学でどのような研究を行っているのかを知る必要があるのです。

宇宙のことを研究している大学について、直接知ることのできる数少ないチャンスがこの合同説明会なのです。

 

関西地区の合同説明会に参加予定の大学は、2018年4月30日現在

 

  1. 愛媛大学理学部
  2. 大阪教育大学教育学部
  3. 大阪市立大学理学部
  4. 大阪大学理学部
  5. 大阪電気通信大学工学部
  6. 大阪府立大学生命環境科学域理学類
  7. 岡山理科大学生物地球学部
  8. 鹿児島大学理学部
  9. 関西学院大学理工学部
  10. 京都産業大学理学部
  11. 京都大学理学部
  12. 近畿大学理工学部
  13. 甲南大学理工学部
  14. 神戸大学理学部
  15. 徳島大学理工学部
  16. 奈良教育大学教育学部
  17. 奈良女子大学理学部
  18. 兵庫県立大学天文科学センター
  19. 放送大学教養学部
  20. 立命館大学理工学部

 

と20大学となっています(今後変更がある場合もあります)。

 

スライドを使った紹介やパネルの前で教員スタッフが説明したり、各大学の進学資料・研究パンフレット等の配布が行われます。

また、この説明会の最後には天文講演会(今回はブラックホールのお話が中心です。)も開催されます。

 

 

宇宙を学べる大学ってどんなところだろう?

どんな研究をしているのだろう?

そう思った君、ぜひ参加してみてください。

6月10日の日曜日です。

詳しくは、以下のURLのパンフレット(PDF)をご覧ください。

 

第11回 “宇宙(天文)を学べる大学” 合同進学説明会

 

なお、例年九州、四国、関東でも別途開催されます。

アストロ部ではまだ直接確認できていませんが、6月24日(日)には、福岡市科学館で「宇宙を学べる大学in九州」が開催(午前11時から午後4時まで)という情報も入っています。

こちらもわかり次第、記事にしますね。

他の地域の宇宙を学べる大学の合同説明会の情報、もう少しお待ち願います。

 

追伸:2018 宇宙を学べる大学 in 九州の情報が入りました!

 

「宇宙を学べる大学 in 九州 2018」 6月24日に開催!
宇宙を学べる大学 in 九州 2018 が6月24日に開催されます。研究のテーマはブラックホールや重力波から恒星の進化・超新星爆発・元素の起源、そして宇宙機についてまでさまざまです。何を学べるかは場所ごとに異なります。宇宙を学べる大学を知るまたとないチャンスです。