宇宙を学べる大学 2018 in 関東 9月1日開催!

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2018年9月1日に宇宙を学べる大学合同進学説明会(関東地区)

「宇宙へいざない~宇宙を学べる大学への進学説明会~」

が開催されます。

今回は、この関東地区の合同説明会の紹介をいたします。

 

宇宙に関する話題がいっぱい

はやぶさ2「リュウグウ」に到着!

2018年6月末に「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに到着いたしました。

2018年後半から2019年にかけて、タッチダウンやローバー放出などのイベントが待っています。

小惑星を探査することで、太陽系がどのようにできたかを知るための手がかりを得られます。

さらにサンプルリターンが成功すれば、成分を詳しく分析することができるので、より小惑星について知ることができることでしょう。

 

しかし、小惑星に探査機が向かって観測するためには、小惑星にたどり着かなければなりません。

 

実は、目標の天体の大まかな位置についてはわかるのですが、観測誤差の影響で、地上からの観測では正確な位置を求めるのは難しいのです。

しかも地球から遠くはなれば離れるほど誤差が大きくなります。

2018年6月頃の地球からリュウグウ(はやぶさ2)の位置を観測すると、誤差は約300kmにもなるのです。

小惑星の直径や約900m程度です。

それに対して300kmもの誤差があったら、たどり着くのは困難です。

リュウグウに到着するためには、別の方法が必要です。

 

そこで考えられたのが

 

「光学航法」

 

です。

 

はやぶさ2が撮影した画像の中からリュウグウを見つけ出し、リュウグウの位置を調べ、リュウグウへ向かって飛ぶ航法です。

はやぶさ2の位置からリュウグウを観測することにより、地球から観測するよりもずっと誤差が小さくなるのです。

こうして目的地にたどり着くのです。

 

他にも近赤外分光計、中間赤外カメラや小惑星との距離を測るためのレーザ高度計といった観測装置も積んでいます。

このような航行や観測に必要な装置やソフトウェアの開発が必要になります。

 

 

これらは、大学の先生や企業が開発に参加して作られています。

こういった工学的な研究も宇宙の研究テーマの一つになります。

 

宇宙は巨大な実験場

2015年9月に、アインシュタインの一般相対性理論で予言されていた重力波が、初めて直接観測することができました。

これによって、一般相対性理論の正しさが証明されたと言えます。

 

重力波による一般相対性理論の正しさは証明されましたが、一方では一般相対性理論だけでは通用しない世界があることを示しています。

たびたび話題になっている「ブラックホール」です。

小さいので量子力学の効果は無視できないのですが、一般相対性理論では量子力学の効果を考慮する必要があるのです。

 

しかし、一般相対性理論と量子力学の統合理論は完成してしません。

まだ直接ブラックホールの観測はできていませんが、重力波の観測によってブラックホールがあることはわかっているのです。

 

ブラックホールの観測をしたり、理論を研究したりして、宇宙で起こっている現象から物理法則の理論になんらかの寄与ができることでしょう。

このような観測や研究もまた宇宙の研究テーマの一つなのです。

 

太陽系以外にもたくさんあった、系外惑星

今、多くの恒星の周りには惑星が回っていることがわかっています。

種々多様の惑星が回っていますが、この中には地球のような惑星がある可能性が十分にあります。

系外惑星の発見観測も盛んになってきていますが、そもそも惑星がどのようにできたかという研究も盛んです。

 

2000年前後はまだ理論でしかなかったことが、観測装置の向上により惑星ができる現場を直接観測できるようになってきました。

これにより理論と観測とを付き合わせて、より精度の高い理論ができつつあります。

惑星形成の現場を観測したりするのも、宇宙のテーマの一つと言えます。

 

宇宙について広めたい

いままで書いてきた内容は、探査機の開発や宇宙の研究でした。

しかし、宇宙に携わるのは開発や研究だけではありません。

博物館では何らかの形で宇宙の展示がありますし、プラネタリウムに行けば星座のお話など宇宙についての話題が盛りだくさんです。

 

高校の理系コースでは地学を選択できる学校は限られていますが、小学校・中学校では地学分野で宇宙のことを必ず学びます。

将来の子どもたちに宇宙の魅力を伝えたいと考えたとき、子どもたちにわかりやすく伝える技術を身につけておく必要があります。

 

こういった技術を習得できる学部に、教育学部があります。

教育学部でも宇宙のことを研究している先生が在籍している大学もあります。

どういった道具を作ったら子どもたちにわかりやすいかということを研究する、天文教育という分野です。

 

もちろん、天文教育以外にも観測や理論の研究をすることもできます。

しかし、学部全体のカリキュラムが「教育」に重点が置かれていますので、将来、博物館や天文台などに勤める際には、この教育の知識が大いに役に立つことでしょう。

教育学部でも宇宙を学ぶことができるのです。

 

宇宙を学べる大学の合同進学説明会(関東地区)の内容

このように宇宙を学びたいと思っても、さまざまな分野があります。

アストロ部でも宇宙を学べる大学の一覧を作成していますが、一番の方法は直接、大学の先生に会って聞くことです。

このような機会はいくつかありますが、その一つが、今回ご紹介する宇宙を学べる大学合同説明会(関東地区)なのです。

概要は以下の通りです。

 

日時:平成30年9月1日(土) 13時20分~17時00分(受付13時より)
場所:東京理科大学神楽坂キャンパス2号館211教室

神楽坂キャンパス | キャンパスマップ | 東京理科大学
東京理科大学のキャンパスマップをご覧いただけます。神楽坂キャンパス。

参加 事前申し込み不要・参加費無料

 

内容(予定)
13:00 受付開始、パネル展示、資料配付
13:25~15:40 講演と大学紹介

  1. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 吉川真氏
    「宇宙への挑戦 - 「はやぶさ」、「はやぶさ2」そして、その次へ」
  2. 参加大学の紹介
  3. 国立天文台水沢VLBI観測所所長 本間希樹氏
    「電波望遠鏡で探る天の川と巨大ブラックホール」

15:30-17:00 説明会会場での大学進学説明会

 

参加予定大学(アイウエオ順)

  • 会津大学
  • 茨城大学
  • 桜美林大学
  • 関東学院大学
  • 首都大学東京
  • 上越教育大学
  • 千葉大学
  • 中央大学
  • 帝京科学大学
  • 東京理科大学
  • 東邦大学
  • 明星大学
  • 立教大学
  • 早稲田大学

パンフレット・資料による参加

  • 青山学院大学
  • 愛媛大学
  • 埼玉大学
  • 文教大学

時間をみつけて参加してみよう!

  • 具体的に宇宙の何を研究したいと考えている君、
  • 大学ではどんなことを研究しているのか詳しく知りたい君、
  • 大学でどんな講義があるか知りたい君、
  • 宇宙について学びたいけど具体的なことは何も決まっていない君、
  • 宇宙のことに興味を持っている君、

 

宇宙を学べる大学合同説明会(関東地区)に参加してみてはいかがですか?

きっと何かが得られることでしょう。

 

※追伸:参加予定大学等の増減等の情報の変更がありましたら、適宜更新いたします。

 

宇宙を学べる大学。2018年度受験生がやるべき5つのこと
宇宙を学べる大学に2018年度に受験する君がやるべき5つのことを紹介します。今年は、はやぶさ2などの探査機が小惑星に到着します。しかし、ニュースを見てから進路を決めるのは遅い時期です。宇宙を学べる大学を2018年度に受験で成功するために今からやりましょう。