大学を卒業した後の進路を調べるにはどうしたらいいですか?

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宇宙を学べる大学に進学した後に気になるのが卒業後の進路。

4年生が終わったら就職? それとも大学院に進学?

まだ大学に入学もしていない時点ではイメージがつきにくいかもしれません。

ただなんとなく実践でそのまま使える学問でない「宇宙」を選択してしまったために、将来は就職できないのではないかと漠然とした不安を持っているのかもしれません。

宇宙関連の工学系の大学を志望しているのであれば、卒業後も自分が大学で携わってきた内容と同じようなことができるところに就職できるのかが気になっているのかもしれません。

 

 

就職先や進学先についての一番確実な情報は、志望する大学の学部もしくは学科の公式サイトを見ることです。

学部や学科ができてから数年以上たっているところでは、就職・進学先一覧が掲載されていることがあります。

ただし、情報の公開度は、各サイトによって異なります。

 

具体的な就職先の企業名などが書かれているところもあれば、ざっくりと進学と就職の人数のみが書かれている場合もあります。

もしくは学科単位ではなく、学部単位でしか公開されていない場合もあります。

しかし、公式サイトで公表している情報なので、これが一番信頼できる情報源になります。

もしサイトで進路についての項目が見つけられない場合、大学案内のパンフレット(受験生向け)の中に書かれている可能性があります。

大学案内のパンフレットは、紙面での配布と同じものが大学のサイトにPDFや電子版として閲覧できるかと思いますので、その中の就職の項目を見るといいでしょう。

もしくは、大学の説明会に行く機会があったときに就職や進学についての質問をするとサイトやパンフレットに書かれていないことも聞くことができるかもしれません。

ただし、自然科学系の大学を志望している場合には、この就職先や進学先が具体的に書かれている大学もありますが、あくまでこの情報はそのときの実績であっというぐらいにとどめておいてください。

学部、学科によっては企業からの推薦枠があり、毎年安定して就職している場合もあります。

もしくは、たまたま毎年その企業に就職しているだけかもしれません。

どちらかは公開されている資料だけでは判別がつかないという理由もあります。

 

 

さらに、公開されている資料に就職先として行きたい企業があったからといって、その大学に入学すれば必ず行けるとは限らないという理由もあるからです。

したがって、資料の見方としては、どのような業種に就職しているかというのに注目するといいでしょう。

就職先の業種を見ることで、学部での講義や実習がどの業種に向いているのかが推測できます。

サービス業(例:システムエンジニア、小売業)が多いのか、製造業(例:精密機械、自動車)が多いのかというところです。

 

 

工学系の大学を志望している場合、志望している大学の勉強・研究と近いことをやっている企業に就職できているかをチェックしてもいいかと思います。

(注:企業に就職できたからといって配属先が、自分の勉強・研究していた内容と同じ事ができるかどうかは、就職した後、実際に配属されないとわかりません)。

 

 

また、高校生のうちから大学院進学を視野に入れている方は、大学院の進学先と大学院の定員にも注目してください。

なお、通常一番多いのは同じ大学から同じ大学の大学院への進学です。

 

 

たいていの場合、試験の内容は大学の講義で触れた部分が出ますので、同じ大学の学部生が有利になります。

 

例えば同じ力学という講義名でも、どこを重点的に解説するかは講義する先生によって異なります。

もしかしたらテキストにない項目も解説するかもしれません。

 

他大学からの大学院入試の難しい点は、どこに重点を置かれて講義をしているのか情報を得られにくいところです。

大学院入試の過去問はウェブ上に掲載されている場合もありますが、著作権の関係で直接閲覧のみ可能という大学もあります(特に英語の独自試験を課す大学の場合)。

 

入試問題を入手して、対策を研究して勉強。

 

しかし、大学の講義や実験は、入試対策を行うからといって、講義や実験を入試対策の勉強に充ててもいいですよ、ということにはなりません。

どうしても他の大学の大学院に行きたいというのであれば、相当な覚悟を持って勉強することになるでしょう。

したがって、高校生のうちにやりたい分野が決まっているのであれば、それを勉強・研究できる大学に進学した方が有利といえます。

また、大学の学科(研究室)の定員と、大学院での募集人数を比較すると、その大学院に入りやすいかどうかも推測できます。

例えば、学科の定員が30名で大学院の定員が10名の場合と、大学院の定員が2名の場合では入りやすさが違いますよね。

入学した大学の大学院の募集人数が極端に少ない場合は、他に同じような研究を行っている大学があるかどうかは調べて見ましょう。

 

 

志望する大学の就職先や進学先を調べるには、

 

  1. 志望する大学の学部もしくは学科の公式サイトを見る。
  2. 志望する大学のパンフレット(電子版 or 紙面)を見る。

 

ことです。

4年生が終わって就職することを考えている方は、どういう業種に就職している人が多いのかをチェックします。

また、大学院に進学を考えている方は、学部の定員と大学院の定員はそれぞれ何名かを確認して、大学院の定員が極端に少ない場合には同じようなテーマで勉強・研究できる大学は他にないかどうかも調べましょう。