大学の卒業。学校で宇宙を学んだ後、どのような進路がある?

宇宙を学ぶ大学に進むときに気になるのは、大学の卒業後進路だと思います。

宇宙関連で有名な就職先と言えばJAXA(宇宙航空研究開発機構)があります。

しかし、宇宙関連の仕事はJAXAがあまりに有名すぎるため、ここしか就職先がないように思ってしまいがちです。

はやぶさで有名になって、はやぶさ2にも搭載されているイオンエンジン。これは民間企業であるNECがつくりました。

また、2020年度の打ち上げを目指して開発が進められているH3ロケットは、JAXAと三菱重工業が共同で開発しています。

JAXAは大きな組織ですが、全てを自前で作ることはできません。

民間企業の力を借りて、ロケットや探査機ができるのです。

宇宙に関係するお仕事は、JAXA以外の場所でもできるのです。

大手企業ばかりが宇宙に関係した仕事をしているわけではありません。

中小企業や普段は耳にしない企業も宇宙に関係したお仕事をしています。

例えば、科学館などにあるプラネタリウム。あれも企業が作成しているのです。

コニカミノルタプラネタリウム株式会社。この会社は五藤光学研究所と並ぶ、日本のプラネタリウムのトップメーカーです。

製作だけでなく、池袋サンシャインシティワールドインポートマート屋上や東京スカイツリーのプラネタリウムも運営しています。

さらに、宇宙就活実行委員会という大学生の学生団体が中心となって、毎年2月に宇宙関連企業を集めた国内で唯一の就活イベントが開催されてます。

さらに9月頃には

・宇宙開発の歴史や現状を知るため、
・日本の宇宙政策などを正しく知るため、
・自分自身が宇宙業界で働くということについて真剣に考えるため

の勉強会を開催しています。

Q&Aには1,2年生も参加されていると書いてあるので、大学に合格したら参加してもいいですね。

また、大学を卒業して天文台に就職したいと考えているかもしれません。

一口に天文台の職員と言っても、職員の募集や仕事内容は各天文台によって大きく異なります。

特に都道府県や市町村に所属する天文台の場合、それぞれの自治体によって決められます。

天文台に固定で働く場合もありますし、ローテーションでいろいろな職場に配置され、その一つに天文台で働くという場合もあります。

また、任期付での募集もあります。

でもその前に考えていただきたいことがあります。

それは、天文台で働いて「何をしたいか?」ということです。

天文台で働くことは宇宙に近いところで働くことになります。

しかし、天文台の募集要項を見ると、望遠鏡の操作だけではなく、それ以外の仕事もたくさんあります。

例えば、子どもたちに宇宙のことを教えたいのであれば、天文台以外にもプラネタリウムや望遠鏡併設の科学館や博物館といったところも対象になります。

小・中・高の先生になって、子どもたちに理科を教えるということもできますね。

何をしたいかを考えることによって、天文台でなくても宇宙に関われる仕事が見つかる可能性がぐっと広がります。

気づかなかった宇宙に関する仕事がたくさんありますよ^^

さらに、もっと宇宙の勉強をしたくて、大学院進学についても考えているかもしれません。

大学院に進学を選ぶ人が多いのも宇宙を勉強(研究)している大学の特徴の一つです。

それは、宇宙の本格的な勉強や研究は大学院がメインになるからです。

大学院に進学するためには、院試という試験に合格しなければなりません。

東京大学や大学院大学を除いて、定員は学部募集人数よりも少ないです。

しかも、大学院の入試問題は受ける大学での講義がベースになります。

大学の講義は、高校までと違って大学ごとに内容がかなり異なります。

さらに、英語の試験は、TOEICやTOFLEといった外部試験を利用したり、独自の問題を課すところもあって、それによって対策が全く異なります。

多くの大学では出願前までの二年間にうけたTOEICの試験の点数を採用します。

そのため、大学院に進もうと考えるのであれば、早めに対策が必要になってきます。

受ける大学院も早めに絞っておかないと、英語の試験に対応できません。

TOEICとTOFLEは、同じ英語の試験ですが、測定する内容が全く異なるからです。

TOEICは、ビジネスで主に使う英語の能力を測るものです。

TOFLEは、大学の講義や日常生活で必要な英語の能力を測るものです。

したがって、出てくる英単語や内容が違っているのです。

TOEICでいい点数がとれるからといって、必ずしもTOFLEでいい点数がとれるとは限らないのです。

独自試験の場合には、その大学でよく出題される傾向を分析する必要があります。

英語の専門書を翻訳する問題が出されるのかといったどういった英語の問題が出されやすいかによって、対策が異なります。

特に英語の専門書からの出題は、専門用語がでてきたり、英文が難しかったりしますので、TOEICやTOFLEとはまた違った勉強が必要です。

このカテゴリーでは、宇宙を学べる大学の卒業後に進む進路の

・就職
・進学

に関して説明しています。

詳しくは、各記事をご覧ください。

NO IMAGE 卒業後進路

理系の就職。宇宙関連の仕事を行っている企業はどこですか?

理系の就職の一つに宇宙関連の仕事があります。日本企業は多くの事業があるため、宇宙関連の紹介を見つけられないこともあります。ここでは、初代ははやぶさを例に、どのような企業が製作したのかを紹介します。理系の就職で宇宙関連の仕事に就職できることを願っています。
NO IMAGE 卒業後進路

天文台の受け入れがすべて? 宇宙に関わる仕事は他にもある!

天文台への受け入れは、将来宇宙のことをやりたいと考えている君にとっては憧れかもしれません。しかし関連したことを考えると、たくさんのことが見えてきます。天文台の受け入れはそう多くはありません。視野を広げることで、そこに行く以上におもしろい仕事がありますよ。
NO IMAGE 卒業後進路

大学を卒業した後の進路を調べるにはどうしたらいいですか?

フレット(電子版 or 紙面)」を見ることです。この2カ所に書かれていることが多いです。大学を卒業した後は、就職と大学院に進学とに分かれますが、詳しくは個々の場所で確認します。
NO IMAGE 卒業後進路

理系大学院の英語。受験で使用されている民間試験について

理系大学院入試の英語の受験は、TOEFLやTOEICなどの民間試験を活用しているところが多くなりました。これらは目的が異なるものなので、問題の性質が全くといってもいいほど異なります。そのため理系の大学院の英 語を受験する際には入学後すぐの対策が必要です。