宇宙の未解決問題。新しい発見が続々と出てきます!

宇宙からの発見には、いつも驚かされています。

彗星もいつ現れるかわかりませんし、巨大な彗星があらわれたとしても、無事に近日点を通過できるかどうかは実際に通ってみないとわからないのです。

重力波についても同じです。

現在は観測態勢が整いつつありますが、それでもまだ重力波が観測できたというレベルなのです。

重力波の発生源を調べるためには、少なくても3カ所で同じ重力波を観測する必要がありますが、ようやく数カ所で観測できる態勢ができたばかりです。

また隕石もいつ落下するかわかりません。

地球上には毎日のように小さな隕石が落下しています。

しかし多くの隕石は地上にたどり着く前に燃え尽きてしまいます。

小さなちり程度でしたら、流れ星として観測されます。

毎年8月に観測されるペルセウス座流星群や11月しし座流星群などが有名です。

時よりニュースになる火球は、ちりよりも大きな隕石が地球に落下したときに、普通の流星よりもひときわ明るい流れ星として観測されます。

この火球の中には、大気中で燃え尽きず隕石となって落下するものも含まれます。

中にはキロメートルサイズの小惑星が落下するときもあります。

6500万年前にメキシコのユカタン半島に落下した隕石の影響はすさまじく、落下の影響により恐竜が絶滅した(実際には90%もの種が絶滅した)と言われています。

近年、このユカタン半島に落下した隕石が作ったクレーター(チチュルブ・クレーター)の地質調査が行われました。

今後、このクレーターについてのさらなる成果が発表されることがあるでしょう。

しかし、人類は隕石の落下は目撃していますが、大きな天体の衝突は今までみたことがありませんでした。

そのため、たった1つの直径10kmほどの天体の衝突が地球上の生物の大部分を絶滅させるほどの影響があるのかどうか疑問視されていたのも事実です。

ところが、たかだか直径10kmほどの大きさの天体でもすさまじい破壊力を持っていることが判明したのです。

1994年7月に木星に衝突した「シューメーカー・レビー第9彗星」が、衝突のすさまじさを教えてくれました。

このシューメーカー・レビー第9彗星が発見されたときには既に彗星の核が木星の潮汐力によって20個以上に分裂していました。
観測できた破片のうち最も大きいものはL核、G核、K核の直径1kmクラスのものです。

衝突する現場は地上から直接観測できない位置でしたが、木星の自転で地球側に現れた衝突痕の観測を行うことができました。

この観測で驚きだったのが、直径1kmクラスの核が衝突したときにできた衝突痕の大きさが地球とほぼ同じサイズだったことです。

1kmほどの天体の衝突するだけで、すさまじい破壊力があることを人類に見せつけた事件でもありました。

1kmほどの天体の衝突ださえ、地球に衝突したら甚大な被害を受ける可能性が十分あることがわかったのです。

現在では、地球に接近する小惑星や彗星を観測するネットワークが形成され、日々監視しています。

しかし、まだまだ未知の天体がたくさん眠っています。

地球から遠いところを回っている小惑星でも、小惑星同士の衝突によって突然軌道が変わり、地球に衝突する軌道を描くこともあり得ます。

小惑星同士の衝突ではないかと疑われる事例が何件も観測されています。

今わかっている小惑星は当分の間地球に衝突することはないことがわかっていますが、あくまで「既知」の範囲です。

そう考えると、やはり隕石はいつ落下するのかわからないのです。

また、時として地上で不思議な現象が観測されることがあります。

例えば、赤い雨が降ったという報告。

雨はその中に含まれている物質の色が反映されています。

例えば、黄砂を含む雨の場合は黄色という具合に。

しかし、雨が赤くなる原因は謎でした。

近年になって、赤い雨を採取することができ、それを分析したところ、なんと生命が含まれていたことがわかったのです。

赤い色は生命の変色した色だったのです。

この生命の起源は地球上であるとする説と宇宙から飛来したものであるという説にわかれていて、まだ決着がついていません。

しかし、どちらの説をとろうにも、生命が上空のはるか彼方まで飛ばされるということには変わりありません。

ただし、どこまでなら生きられるかについては現在も研究が進められています。

その研究が行われいるのがISSのきぼう実験棟での「たんぽぽ計画」。

これは生命および有機化合物の惑星間移動の可能性と、地球の低軌道における地球由来の粒子を調査するものです。

まだ詳しい成果の発表はありませんが、解析中であるものと思われます。

なお、細菌を入れたバイオフィルムを穴に入れたアルミニウム製のパネルを宇宙空間に1年間さらした実験の成果が発表されています。

この結果は、宇宙線に含まれる放射線や紫外線への耐性の強い細菌3種が最大10%程度生き延びたということが確認されました。

タンポポ計画の今後の成果に期待したいと思います。

このカテゴリーでは、主に最近起こった話題についてのお話と、それに関係する大学についてわかる限り紹介いたします。

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