2020年は新型コロナウイルスの影響で、各種イベントが中止・延期となったりする事態が発生しています。
しかし、2020年7月6日現在、「ひらめき★ときめきサイエンス」に登録されている宇宙関連のプログラムがありますので、ここで紹介いたしますね。
ひらめき★ときめきサイエンスとは?
大学や研究機関で「科研費」よより行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の方が、
直に見る、聞く、触れる
ことで、科学の面白さを感じてもらうプログラムです。
例年、6月ぐらいから翌年の3月までの間にプログラムが実施されます。
ただし、2020年は新型コロナウイルスの影響で、プログラムの公開が遅れています。
実施予定の宇宙関連プログラム(2020年7月6日現在)
2020年7月6日現在の実施予定プログラムです。
詳細については、各プログラムの公式アナウンスをご確認願います。
もしも君が杜の都で天文学者になったら(もし天)
研究機関名:東北大学
開催日時 :令和2年12月22日(火)-令和2年12月28日(月)
募集開始 :9月上旬予定
受講対象者:高校生
募集人数 :12名
場所 :仙台市天文台、東北大学理学部
参加費用 :22,000円(宿泊費、朝食代、諸経費)+交通費、食費
内容 :
4人1チームで、本物の天文学者が実際に研究するときのプロセスに沿った流れで、テーマ決め・計画・プレゼン、観測、データ解析、成果発表を行います。
各チームに力強いサポーターがついていますので、相談しながら進めて行くことができます。
※2020年版は、8月頃更新予定だそうです。
われら地球人:太陽系ツアー2020
研究機関名:宮城教育大学
開催日時 :令和2年12月12日(土)
募集開始 :受付中
受講対象者:小学校5・6年生
募集人数 :20名
場所 :宮城教育大学 理科学生実験棟 地学第1実験室、宮城教育大学天文台
内容 :
理科の中で一番難しいのが「天体観測」。
昼間は太陽の光が邪魔をして、他の星を見るのが非常に難しいのです。
今回のイベントでは、インターネットを用いて時空を超えた天体観測を体験したり、晴天時には、実際に大学の天体望遠鏡を用いて、月や惑星、星々を実際に観測したりします。
明日へつなぐロケット体験教室 Final -本物のロケットの感動-
研究機関名:埼玉工業大学
開催日時 :令和2年10月17日(土)
令和2年10月31日(土)
令和2年11月22日(日)
令和2年12月5日(土)
募集開始 :受付中
受講対象者:中学生・高校生
募集人数 :各回8名
場所 :埼玉工業大学
内容 :
ロケットの原理や構造を学びながら、ハイブリッド・ロケットを皆さんの手で組み立て、屋内で発射実験を行います。
※来年度からは埼玉工業大学では、この体験教室を実施しません。
すばる望遠鏡のデータから加速膨張する宇宙の運命を決めよう!
研究機関名:東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構
開催日時 :2021年3月22日(月)
募集開始 :受付中
受講対象者:高校生
募集人数 :40名
場所 :東京大学 柏キャンパス Kavli IPMU
内容 :
自らの手で物理法則を使って、月や銀河の距離を測定できることを学び、すばる望遠鏡のデータに触れ、宇宙の謎に取り組む体験をします。
見えない粒子に聞く宇宙と物質の根源
研究機関名:東京大学 宇宙線研究所
開催日時 :令和3年3月26日(金)
募集開始 :受付開始前
受講対象者:中学生・高校生
募集人数 :25名
場所 :東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設
内容 :
スーパーカミオカンデの研究現場を見学するとともに、霧箱という実験装置を作って、見えない粒子を観測します。
2020年プログラムの注意点
2020年7月6日現在、いくつかのプログラムが発表されていますが、これはあくまで実施する見込みの元での情報です。
新型コロナウイルスの流行状況によっては、プログラムの内容が変更になったり、プログラム自体が中止になる可能性もあります。
せっかく申し込みして当選したのに、中止になってしまう可能性も捨てきれません。
けれども、先のことは誰にもわかりません。
中止になってしまうのは大変残念なことです。
ですが、もしかしたら実施されるかもしれません。
もし、興味があるようでしたら、申し込んでみてはいかがでしょうか?
申し込んだ君が、プログラムに参加できることをお祈りしています。
それでは、また。