高2秋からの物理の問題集。自分にあったもので勉強しよう!

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高2の秋ぐらいから、学校もまわりも徐々に大学受験モードに入っていきます。

周りの誰かが入試問題の演習を始めているかもしれません。

 

しかし、自分のレベルの高い問題を解いても、自分の力にはなりません。

自分に合ったレベルの問題集で実力をつけていくのが一番です。

ここでは、高2秋から取り組むべき物理の問題集について紹介いたします。

 

秋以降で心がけることは?

高2の秋以降の演習については、夏休み中にどこまでこなしたかによって変わってきます。

夏休みが終わり授業が始まりますので、まずは授業の取りこぼしがないように学習します。

 

この先、まとまった休みは当分ありませんので、取りこぼしを後で取り戻そうと思っても回復する時間がとれないからです。

 

授業の復習をして、さらに該当範囲の基本的な演習もこなしていきます。

基本的な演習は、普段の学習の中で、セミナー物理などの学校の副教材の問題です。

基本がしっかりしないと、この先の入試問題を解くだけの力がつかないからです。

まずは、授業の内容を理解することに努めてください。

 

ステップアップした演習はどうしたらいいの?

普段の授業の復習の他に入試対策の演習を始めます。

このとき、直前の夏休みに何を行ったかによって変わってきます。

以下ではステップ別に解説していきます。

 

セミナー物理等の学校副教材でつまずいている君の場合

基本を固めるため、まずはセミナー物理等の学校副教材の問題集の基本例題で復習します。

もし、例題でつまずくようであれば、その部分を教科書やプロセスなどで復習するなどして、弱点を埋めていきます。

弱点をつぶして穴がないようにします。

 

入試基礎へ向けたレベルアップを目指している君の場合

入試問題の多くは、基本的な法則の組み合わせで解けるようになっています。

ただし、そこに至る過程でのヒントや誘導問題の有無で難易度が変わってきます。

 

学校の副教材の基本例題や基本問題は解けるようであれば、ステップアップした問題に取り組みます。

このときに用いる問題集は、

 

物理のエッセンス

 

です。

 

物理のエッセンスは、セミナー物理等の学校の副教材の問題集では、基本問題から発展問題レベルの問題が含まれています。

学校の副教材でも同じレベルの問題が収録されていますが、物理のエッセンスのほうが問題が精錬されているので、物理のエッセンスをお勧めしています。

 

入試問題は、入試のための問題ですので、やや癖があります。

そのため、入試問題をそのまま演習したのでは、やや効率が悪くなってしまいます。

 

入試本番では、当然入試問題を解く必要がありますので、入試問題に慣れている必要があります。

ただ、現時点では入試問題を解くための基礎力をアップさせることを主眼に置いているため、入試問題を解く必要はありません。

物理のエッセンスレベルの入試問題もありますので、まずは物理のエッセンスをマスターすることに主眼を置きます。

 

物理のエッセンスレベルを夏休みに完了させている君の場合

物理のエッセンスレベルが完了していたら、次は入試の標準問題レベルが解けるように、演習します。

このとき用いる問題集は、

 

良問の風 物理

 

です。

 

良問の風は、入試の標準レベルの問題が収録されていますが、入試特有の癖をなくして編集してあるので、入試の基本を学習する上ではちょうどいい内容になっています。

この良問の風で、入試基礎レベルをマスターします。

 

ただし、良問の風で全く歯が立たないようであれば、迷わず

 

物理のエッセンス

 

に戻って該当箇所を復習してください。

その後、良問の風に再チャレンジします。

 

穴を埋めつつ、レベルアップを目指すので、もし歯が立たないということがあれば、それを埋めることを最優先させます。

 

夏休みに良問の風が終わっている君の場合

良問の風を夏休みに終わらせているようであれば、次のステップに進みます。

このとき使う問題集は、

 

名問の森物理 力学・熱・波動1 (河合塾シリーズ)
名問の森物理 波動2・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)

 

の2つです。

 

良問の風と同じく、入試問題を編集して精錬させていますので、この問題集で多くの大学で対応できるだけのレベルにまで上げてきます。

 

ただし、問題集が2冊あり、さらに1問1問のボリュームが多いので、1回の勉強で量をこなすのは難しいと言えるレベルです。

そのため、名門の森での演習は数カ月から半年ぐらいかけて学習します。

 

物理は問題数をこなしても、考え方が理解できなければ、いつまでたっても点数は伸びません。

名門の森で考え方を理解しながら、入試に耐えられるだけの力をつけていきます。

 

まとめ

高2の2学期が始まると、学校の勉強があり、夏休みのようにまとまって学習できる時間はなかなかとれません。

入試は物理以外にも何教科もありますので、そちらをおろそかにしてはなりません。

特に国語・数学・英語の学習量は、かなりのものになります。

そのため、必然的に物理にかけられる時間は少なくなってしまいます。

 

少ない時間でも効率的に学習することが2学期からの物理の学習に求められます。

だからこそ、自分のレベルに合わせた物理の学習が必要になります。

 

無理して自分に合わないレベルの学習をするのではなく、自分のレベルに合わせた物理の学習をして、穴を埋めてレベルアップを目指しましょう。