宇宙・天文学を大学で学ぶ。進路を決めるときにやることは?

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宇宙・天文学を学べる大学を探すときにいくつかチェックすべきことがあります。

大学受験の際は、大学の学部・学科ごとに試験があるため、大学名を意識しがちです。

しかし、宇宙・天文を大学で学ぶ際には大学名以上に意識しなければならないことがあります。

 

これを知らなかったばっかりに、自分の学びたいことを学べないという事態におちいる可能性があります。

ここでは、宇宙・天文学を学べる大学を探すときにチェックすべき内容を書きますね。

 

宇宙を学べる大学はどのくらいあるのですか?

アストロ部で独自に調査したところ、天文宇宙・地球惑星・工学・教育などの分野で全国100校以上の大学に宇宙関連の研究をしている先生がいらっしゃいます。

大学によってはたくさんの先生が所属している場合もあります。

 

昔は情報が少なく、天文をやっている大学は数校であると言われていました。

その後、大学の先生方が中心になって、「宇宙を学べる大学合同説明会」を開催したりして、多くの大学で宇宙のことを学べることが広まってきました。

 

そして、今では100校以上の大学に先生がいらっしゃることが分かっています。

このように、宇宙を学べる大学はたくさんあるのです。

 

大学を選ぶ際にやることは何ですか?

君の学びたい宇宙のことを考えよう。

まず最初にやることは、君が宇宙の何をやりたいかを考えることです。

一口に宇宙といっても

 

  • 天体の観測・理論、
  • ブラックホール観測、理論、
  • 惑星形成の理論、
  • ロケットや探査機(宇宙機)の製作
  • 天文教育

 

などなど、天文宇宙・地球惑星から工学・教育までさまざまな分野があります。

 

しかし、大学の先生の専門分野はそれぞれ別れています。

大学の最終学年で研究室に所属すると、その先生の専門分野に近い研究を行うことになります。

 

そのため、もし君がロケットの研究したいと思っていても、入学した大学に所属している先生がブラックホールの理論を研究していたら、ロケットの研究はできないでしょう。

だからこそ、最初にやるべきことは宇宙の何をやりたいかを考えることなのです。

 

大学の先生が何を研究しているかを調べよう。

次に君のやりたい宇宙のことに近い研究を行っている先生を探します。

先生の研究テーマは必ず調べる必要があります。

なぜならば、

 

  • 今現在研究している内容がその先生にとって一番の関心事である。
  • 研究している内容についてはその先生が一番勉強していることである。

 

からです。

 

つまり、先生が一番よく知っていることと近いことを研究することでフォローがしやすくなるのです。

専門から離れてもある程度はフォローできるかと思いますが、あまりにかけ離れてしまうと、先生もうまくフォローできない場合もあるでしょう。

宇宙のことを学べる環境にあるにもかかわらず、うまく学ぶことのできない環境になってしまうのです。

 

 

さらに、この研究テーマを調べることは、君が卒業研究やもしくは大学院に進学する際にも影響します。

大学では大学物理や大学数学の基本的な内容をマスターすることで、大学院では違う分野に進むことも可能です。

 

しかし、分野によっては進学した大学では学ばない内容もでてきます。

これは大学のカリキュラムが高校までのように学習する内容が決まっていないことが原因です。

 

大学のカリキュラムは、その大学での卒業研究ができるよう、配慮されています。

そのため、大学物理と大学数学の基本を全て講義に組み込むのは難しいのです。

大学院で進路変更する場合には、講義を受けていない内容を知っておかなければならない場合もあります。

 

この場合は独学で学習する必要があります。
大学院に入ってから学習しようと思っても、自分の研究で思うように学習の時間がとれません。

大学の間に自分で時間を確保して学ぶ必要があるのです。

自分の学びたい内容をうまく学べるよう、先生の研究テーマを調べるのです。

 

大学のカリキュラムの内容を調べよう。

大学によって、カリキュラムの内容が異なることは前の章でお伝えいたしました。
次に調べなければならないことは、カリキュラムの内容です。

君の進路によっては、将来は別のことをやりたいけど、卒業研究では宇宙のことをやりたいと思う場合もあるでしょう。

この場合には、君の進路に合った方向の大学の学部を探し、さらにその中で卒業研究で宇宙のことを研究できる大学を探します。

 

しかし、本格的に宇宙の研究を行うためには大学院に進学する必要があります。

その際には、大学で学習する物理や数学の基礎知識が不可欠です。

大学の講義の時間は学習内容に比べてかなり短いですので、一つの単元内でも全てをフォローすることはできません。

 

それでも、講義があるのとないのとでは、自分の中に入ってくるものが違うでしょう。

そのため、進学を希望する大学についてのカリキュラムを調べる必要があります。

 

 

とはいえ、これを全て自分で調べるのは難しいです。

そこで、オープンキャンパスや宇宙を学べる大学の合同説明会などで、どのようなカリキュラムになっているのかを質問してみるといいでしょう。

どうしてもその機会がなかったときには、先生や大学に問い合わせてみるのも一つの手かもしれません。

 

宇宙に関連した講義があったほうがいいのですが、仮にほとんどなくても、物理と数学の講義が充実してれば大丈夫です。

気をつけてほしいのは、宇宙に関連した講義があることが、必ずしも君にとって宇宙を学ぶのに適した大学とは限らないことです。

君の学びたい宇宙の内容によっては、物理や数学の講義が充実していたほうがいい場合が多いからです。

 

宇宙関連の講義だけに注目するのではなく、物理・数学の講義が充実していること、そして宇宙関連の講義がどのくらいあるかを確認してください。

 

まとめ

宇宙・天文学を大学で学ぶための進路決め。
やるべきことは、

 

  1. 君の学びたい宇宙のことを考る。
  2. 大学の先生が何を研究しているかを調る。
  3. 大学のカリキュラムの内容を調る。

の3つです。

 

進路決めではたくさん悩むかもしれません。
でも悩むということは、それだけ君が将来に対して真剣に考えている証拠とであるのです。

 

進路決めは難しいものです。

自分で考え、周りの人に相談して・・・。

なかなか決まらないかもしれません。

アストロ部は、そんな君を応援しています。
どうか、君の進路が無事決まりますように。