東京理科大学宇宙教育プログラム。2018年も募集開始!

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東京理科大学の宇宙教育プログラムが2018年も受講生の募集を開始いたしました。

宇宙教育プログラムは、大学学部生と高校生を対象にしています。

今回は、この東京理科大学の宇宙教育プログラムについてお話しいたします。

 

宇宙教育プログラムとは?

東京理科大学「宇宙教育プログラム」は、将来、理科教員・研究者・技術者として、宇宙科学技術の魅力を広く社会に発信できる人材を育成することを目的として実施してます。

引用:東京理科大学 宇宙教育プログラム ホームページより

東京理科大学の宇宙教育プログラムでは、「講義」「実習」「体験」「講演」の四つのプログラムがあります。

これらのプログラムは、最先端の科学技術による本物体験ができるように組まれています。

 

2018年度は、月1-2回程度で開かれ、講義・講演・実習やディスカッションを通じて、宇宙科学技術への興味と理解を深めていくものです。

10月21日(日)からスタートして、3月17日(日)までの約5カ月間、開催されます。

 

最大の目玉は?

宇宙教育プログラムの最大の目玉は、パラボリックフライト実験と呼ばれるものです。

パラボリックフライト実験とは、航空機による微小重力実験です。

地球上では常に重力が働いているため、全ての物質はこの重力の影響を受けます。

 

しかし、宇宙では重力が非常に弱いので、地球上で作成した装置などが、必ずしも宇宙空間で同じように動くとは限りません。

ISSに装置を持って行って実験をするには、非常にお金がかかりますので、かんたんには持って行くことができません。

そこで、実際に宇宙空間に持って行く前に、擬似的に微小重力状態を作り出して、実験する必要があります。

 

航空機で放物線飛行をすることにより、数秒から数十秒間の間という短い時間ですが、微小重力状態を作り出すことができるのです。

パラボリックフライト実験は、短時間での無重力実験、宇宙実験に先立つ地上実験、宇宙実験装置の検証のために行われています。

 

宇宙教育プログラム 2018年度の場合、パラボリックフライト実験は、受講生がチームを組み、独自の実験テーマを決めて微小重力実験に取り組むことになっています。

 

最大のポイントは、受講生自らが、実験提案、計画立案、装置開発、実践、データ解析、成果発表を行うことです。

このプロセスは、実際の現場で行われている内容です。

 

高校までの学校で学習する内容は、既に一般的に正しいであろうと認められた内容を学習します。

すなわち、答えがわかっている内容を学習するのです。

この答えがわかっていることを学習するというプロセスも非常に大切です。

なぜならば、未知の内容を知るためには、既知の内容から推測するからです。

わかっていることをベースにして、未知の世界に飛び込んでいくのです。

 

時には最先端ではどんなことをやっているのか知りたいと思うかもしれません。

最先端の研究を行っているのは、大学や研究機関です。

 

したがって、最先端のことを知るためには、大学や研究機関に出向く必要があります。

とはいえ、高校生の君になかなか大学や研究機関に出向くチャンスはなかなかありません。

数少ないチャンスの一つが、東京理科大学の「宇宙教育プログラム」なのです。

 

募集期間はいつからいつまで?

2018年度の募集は、大学学部生20名と高校生10名の計30名です。

手続きは以下の通りです。

 

事前エントリー:2018年9月1日(土)-2018年9月7日(金)17時まで

提出書類:9月1日(土)-9月10日(月)10時まで

 

となっています。

必ず、事前エントリーと提出書類の二つを期間内に提出する必要があります。

 

エントリー期間や提出書類の締切までの時間が短いので、これを見たらすぐに行動することをおすすめします。

もし迷っているようでしたら、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

競争率は高いかもしれませんが、応募しなければ、絶対にチャンスは巡ってきません。

 

例えば、すばる望遠鏡やアルマ望遠鏡といった観測機器。

これらはかんたんに使えるものではありません。

また観測できる時間は決まっているので、全ての観測要望に答えることはできません。

そのため、観測提案書を出して審査にパスする必要があります。

提案を出さなければ、自分の研究したい内容の観測のデータは得られません。

もちろん、いい望遠鏡は誰もが使いたいと考えています。

そのため、必ずしも希望の観測が通るとは限りません。

審査に落ちることもあります。

でも、提案書を出すのです。

もしかしたら提案書が通ることだってあるからです。

出さなかったら、通る可能性は0%です。

競争率によって通る可能性の割合は変わりますが、少なくても0%ではありません。

こうして研究を行っているのです。

 

今回の宇宙教育プログラムで書類を提出することは、これから先に経験することを今経験できるのです。

期間が短く、書くのは大変です。

 

でも、チャレンジすることに意味があります。

まずはチャレンジしてみてください。

チャンスがあるときに動かなければ、次のチャンスはないかもしれません。

このチャンスをぜひ生かしてください。

 

詳しくは、宇宙教育プログラムの公式サイトでご確認ください。

 

https://www.tus.ac.jp/uc/