大学のオープンキャンパスでやること。これだけは確認しよう。

高校生の君にとって大学は、ある意味、未知の世界です。

その未知なる大学へ進学するのですから、進学する前にある程度、その大学について知っておく必要があります。

 

近年は、大学も積極的に情報を公開しています。

公開講座を開いたり、宇宙を学べる大学の合同説明会を開いたり・・・。

さらに学部や大学全体で行うオープンキャンパスがあります。

それまでは想像でしかなかった志望校に実際に足を踏み入れるだけで、それまで以上に勉強に身が入るかもしれません。

実際に経験することは、想像とはまた違った意味で刺激になるのです。

ここでは、オープンキャンパスにいったら何をやればいいかについて記載します。

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オープンキャンパスはどんなものなの?

大学や学部などが主体となって、高校生の君に大学や学部などを紹介するイベントです。

大学によって開催される内容は異なりますが、主に

 

  • 学生活動の紹介
  • 模擬授業
  • 施設紹介
  • 研究室紹介
  • 学校説明
  • 入試相談会

といった内容です。

憧れの大学に入ることできるいい機会のひとつでもあります。

 

いつ開催されるの?

開催時期は大学によって異なります。

 

国公立の大学は、高校の夏休みになる7月や8月に開催されることが多いようです。

私立大学も同時期の7月や8月に開催されることも多いのですが、大学によっては年に数回に分けて土日に開催されるところもあります。

 

開催日は前もって告知されますので、気になる大学がありましたら、大学のサイトで今年のオープンキャンパスの日程を確認しておきましょう。

日程も1日だけのところもありますが、連続した複数日もうけているところもあります。

 

ただし、複数日も受けている大学でも日程によって催される内容が異なる場合があります。

事前にいつ何が開催されるのかは確認してくださいね。

大体開催の1、2ヶ月ぐらい前にポスターやチラシ、ウェブサイトなどで公開されるので、自分の志望校の大学について、チェックしてみるといいですね。

 

オープンキャンパスでやることは?

オープンキャンパスは、大学が高校生の君に「自分の大学はこんな所ですよ。」と紹介するイベントです。

必ずしも平時の大学の雰囲気とは同じとは限りませんが、まずは大学ってこんな所なんだという雰囲気を味わいましょう。

 

模擬授業は、高校生の君にわかりやすいような講義を行いますので、実際の大学で行う内容とは異なります。

しかし、大学に入ったら講義を受けるので、自分が大学生になったらここで講義を受けているだという具体的なイメージになります。

こういったイメージを持ちたいと思っていたら、積極的に参加してもいいですね。

実体験に勝るものはありませんから。

 

こういったイベントが盛りだくさんですが、オープンキャンパスにいったら必ずやってほしいことが○○あります。

 

 学びたいと思っている先生はどんな先生か?

オープンキャンパスでは、全ての先生方が参加できるとは限りません。

夏休みは学校の講義はありません。

実は先生方も普段は講義の準備や会議などで、なかなか自分の研究が進まないのです。

しかし、まとまった休みのある夏休みは自分の研究に集中できるいい機会なのです。

この長期の休みを利用して、長期出張する先生もいるかもしれません。

そのため、もしかしたら君の学びたいと思っている先生が参加されていないかもしれません。

それは、仕方のないことです。

 

もし参加されていなくても、オープンキャンパスに参加する意味はありますが、これは次の項目で説明します。

しかし、もし先生がオープンキャンパスのイベントに参加されているようでしたら、どんな先生かみておきましょう。

 

先生を実際に見て、志望校合格のためによりがんばろうと思うかも。

先生方にお会いできるチャンスは、他にも講演会や宇宙を学べる大学合同説明会もありますので、そちらを活用してもいいでしょう。

 

 大学の方針はどういうものか?

大学に合格したら、そこで学生生活を送ることになります。

すなわち、大学の目指す目標(カリキュラム)にそって過ごすことになります。

 

大学によっては、TOEICやTOEFLに力を入れているところもあります。

そういった大学では、カリキュラムにTOEIC対策やTOEFL対策の講義が多く組み込まれているかもしれません。

 

英語教育以外にもその大学独自のものがあるかもしれません。

こういった大学の方針は、学生生活に大きく影響しますので、事前に確認しておきます。

 

オープンキャンパスは一種のイベントですし、高校生がたくさん来場します。

そのため、普段の大学の雰囲気を味わうのは難しいかもしれません。

もし可能であるならば、平時の大学に行って、どんな雰囲気なのか味わってみるのもありですね。もちろん、私服ですよ・・・。

 

研究室はどんなところか?

研究室まで公開しているところは少ないかもしれませんが、もし公開しているようでしたら、どんな感じか見学してみましょう。

大学に合格してこの研究室の中で自分が研究している姿を想像してみてもいいかもですね。

 

まとめ

オープンキャンパスは、一種のイベントになっていますが、大学に行けるチャンスの一つです。

志望校の大学に入って、そこで学生生活を送ることを想像してみるのもやる気を起こさせる一つの方法かもしれません。

 

しかし、実際にその場に立ってみるとまた違うことでしょう。

大学の方針などの情報をじかに聞くことのできるのもオープンキャンパスならではですので、可能であるならば参加してみるのもありですね。