英語のリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの四つの技能の中で、スピーキングを苦手にしている人は多いのではないでしょうか?

学校や塾などではリーディング、リスニング、ライティングまでは演習することはできるのですが、スピーキングに関しては演習する時間がなかなかとれないのが実情です。

授業が先生1人に対して数人で対話できるのであれば、それなりの練習量を積むことができます。

けれども、そのような恵まれた環境にない限り、スピーキングで話すことができる機会は、授業の中で多くて数回が限界ではないでしょうか?

 

つまり、他の三つの技能に比べて圧倒的に不利なのがスピーキングなのです。

とはいえ、共通試験ではスピーキングも必要になってきます。

今回は、スピーキングの基礎練習について、おすすめの書籍を紹介いたします。

スピーキングができるようになるために必要なこと

スピーキングができるようになるためには、英文を声に出して読むことです。

つまり

音読

をするのです。

口でぼそぼそ言うのではなく、教室でみんなに話しかけるような感じでです。

 

ただ、英文を声に出して読むだけでは効果はありません。

音読にもやり方があるのです。

そのやり方は、

 

  1. ネイティブの発音をまねて、音読する、
  2. ちょっとの時間でもいいので、毎日コツコツ音読する、

 

です。

単語の発音と、文章になったときの発音、文章中の単語の強弱によって、聞こえ方が違うからです。

せっかく音読したのに、伝わらない英語を話していても効果はありません。

このことから、スピーキングの練習に必要なのは、

 

  1. 良質な文章が掲載されているテキスト
  2. ネイティブが話している音声(複数スピードでの音声があるとさらによい)

 

となります。

スピーキングの練習は、最初から難しい文章を話そうとする必要はない

よくある勘違いとして、難しい英語を使う必要があるのではないかと思ってしまうことがあります。

特にリーディングなどで難しい文章を読んでいる人や英語ができる人に、その傾向があるようです。

でも、話すのは、

 

相手に自分の意見を正しく伝える

 

というのが目的です。

つまり、難しい英文を話そうとする必要はなく、むしろ誤解を招きにくい簡単な英文で話すほうが、相手に伝わりやすくなります。

そのため、リーディングの問題に出てくる英文と、スピーキングで使う英文は、違う難易度の英文になることが多々あります。

レベルを下げるのをなんとなく嫌がるのは人間のさがですが、リーディングとスピーキングは同じ英語ですが、全く別物だと考えるようにしましょう。

 

もちろん、スピーキングに慣れてくれば、難易度を上げて、段々とリーディングの問題レベルの英文に近づいてくるでしょう。

でも、はじめから無理してリーディングの問題レベルの英文で練習しても、力はつきません。

徐々にレベルを上げていく訓練が必要になってきます。

正しい順序で練習することで、スピーキングのレベルが上がっていくのです。

おすすめの書籍

この書籍は、英語を音読するために作られた教材です。

最初は英検5級レベルの英文からスタートして、終わりの方には英検2級レベルの英文を音読するという流れで、徐々に音読する英文のレベルを上げていく形になっています。

スピーキングに慣れていないと、英検5級レベルの英文でも意外にしゃべれないものです。

「話す・聞く・書く・読む 4技能に効くはじめての英語音読」は、優しい英文からスタートしているので、スピーキングの練習にはちょうどいいレベルになっています。

スピーキングはある程度できるよと言う場合でも、一度英文を音読して、テキストを見ないで言えるかどうか試してみてください。

 

また、音声もスローバージョン、ナチュラルバージョン、一文ごとに空白を入れたリピートバージョンがあります。

スローバージョンやナチュあるバージョンは、附属のCDにも収録されています。

リピートバージョンや、スローバージョン、ナチュラルバージョンのmp3は、オーディオブックサービスからダウンロードすることができるので、iPodなどに落としておくこともできます。

 

英語4技能の試験が大学共通試験ではじまりますが、教材はまだまだ不足しています。

そんな中、スピーキングを自宅で練習するには「話す・聞く・書く・読む 4技能に効くはじめての英語音読」は、最も適した書籍だと思います。

 

英語を話せるって、すてきですよ~~。