多くの大学入試試験は冬に行われます。
そのため、外を歩くときや試験会場での寒さ対策は必須とも言えます。
しかし、試験会場では逆に暑さ対策が必要になることもあるのです。
冬なのに暑さ対策が必要?!
寒さ対策ではないのかと思うかもしれませんが、会場によっては暑さ対策が必要なのです。
そのわけは・・・?
試験会場に着席して初めてわかること
学校の先生などに前日までに試験会場の場所の確認等を行うようにと言われているかもしれません。
試験会場に時間前まで余裕を持って到着しなければ、試験に影響が出てしまいます。
従って、事前に試験会場の場所を確認することは、当日の準備で必要なことと言えます。
しかし、いくら事前に試験会場の場所を確認してもわからないことがあります。
それは、
自分の試験を受ける部屋の環境と着席する場所
です。
試験によっては事前に着席位置までわかる試験もあるかもしれません。
けれども、試験を受ける部屋の環境は当日、着席するまでわかりません。
なぜならば、部屋の環境は当日の気象条件や人の入り具合によって変化する要素だからです。
例えば、晴れていて放射冷却が発生している状態の日でしたら、事前に下見をしたときよりも寒く感じるかもしれません。
雨や雪が降っていたら、ジメジメしているかもしれません。
このように当日着席して初めてわかることもあるのです。
寒いからこそ、暑さ対策も必要!
大学入試試験の多くは、冬に行われます。
寒くて試験に集中できなければ、本来の力を発揮するのは難しいかもしれません。
試験を行う側としても、そのような悪条件で試験を受けさせようとは思っていないはずです。
そのため、受験生に少しでもよい環境で試験が受けられるよう、配慮しています。
その一つが、暖房です。
試験会場の監督官も暖房で部屋を暖めることで、部屋の気温を上げて少しでも環境をよくしようと努力してくれるはずです。
ところが、部屋で使われる暖房には一つの大きな欠点があります。
それは、
暖房による暖まり方が部屋の場所によって異なる
ということです。
暖房は部屋のある一部分についていて、そこから温風が吹き出す仕組みのものが大部分です。
この仕組みによって、会場のある部分では非常に暖かい状態になっている可能性があります。
特に、直接暖房の暖気が直接当たる席付近は非常に暖かい状態です。
この暖かさも受験生にとっては強敵になり得ます。
なぜならば、暖かいと眠気を誘うからです。
しかも、この暖房の効き方は、当日試験会場に行ってからでないと全くわかりません。
当日の気象条件によっても暖房の効き方が変わってくるからです。
当日着席して暑いことに気がついても、対策できなければ試験に影響が出てしまいます。
試験は一度きりのものです。
外的要因で試験の成績が落ちるようなことがあってはいけません。
これが、寒いからこそ、暑さ対策が必要な理由なのです。
試験当日の服装は?
もしかしたら、学校によってはどのような服装で試験を受けるよう指導されているかもしれません。
その場合には、そちらに従ってくださいね。
ただ、何も指定されていない場合には、外は寒いので暖かい服装で出かけるようにします。
けれども、試験会場が暑い場合も考えられますので、そのような場合に備えて、温度調整ができるような服装にするといいですね。
そうそう、試験中は鉛筆や消しゴム、冊子をめくるなどの行為がありますので、動きやすいものを選ぶのも服装を選ぶポイントの一つです。
試験、ファイトです!
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